実際にシール ラベル印刷を使っている人の声を聞いてみた★

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シールやラベルで使用される印刷の種類

シールやラベル印刷には、多彩な印刷技術が使用されていますが、近年ではデータをそのままプリンターで印刷するデジタル印刷が主流です。
しかしかつては、また現在でも一部こだわりのある企業が実施している方法の一つに凸版印刷があります。
凸版印刷とは凸版と呼ばれる版を作りインクをつけて、シールやラベル用紙に直接圧力をかけて転写する方法です。
デジタル印刷のメリットは版を作らずに印刷できるからコストを抑えられることや、熟練した技術を必要としないため、人件費を抑えられることとなります。
結果、激安などのシール・ラベル印刷が可能となりって低料金で利用できることでしょう。
対して凸版印刷のメリットは濃く鮮やかな表現力を与えることです。
くっきりと鮮明なデザインにしたいと考えるなら、最適といえます。


シールやラベルの印刷でよく使うオフセット印刷とは、実は平版印刷のことです。
平版印刷とは、凹凸のない平たい版を使って印刷をする方法で、デジタル印刷とは異なります。
凹凸が全くない版を使っているのになぜ印刷できるのか、その理由は科学の法則を応用しているからです。
インクを載せる部分を親油性、載せない部分を親水性にして、版を水で濡らした後油と相性のいいインクを載せます。
親油性の場所だけインクが載った版はブランケットと呼ばれるゴムローラーにつけて印刷していくため、いったんローラーにオフしてから印刷するオフセットと呼ばれるようになりました。
現在国内印刷の過半数で利用されていますが、デジタル印刷のシェアが徐々に増えていることから、2000年代に印刷の約7割を占めていた頃より減少傾向にあるといいます。


シールやラベルの印刷を請け負う企業のメニューでよく見かけるオンデマンド印刷とは、デジタル印刷のことです。
小ロットでよく使うという話もありますが、大量発注の時に使っていることもあるため、必ずしも少数の注文だけとは限らないといいます。
最小1枚から依頼できることや、1枚ずつデザインや色を変えたい時などに使うことができるから、サンプルを複数作ってプレゼンの時に資料としてそろえるときなどにも役立つのが特徴です。
印刷会社の技術により色むらや汚れを自動修正する機能を備えているところもあるため、デメリットを補うことができるから、発注時の心配を解消できるところもポイントといえます。
ただしオンデマンド印刷とオフセット印刷とは単価が異なることから、サンプルにはオンデマンド・実際のシールやラベルを注文するときはオフセットと使い分けている人も少なくありません。

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